台湾の企業で、女性トップの割合が増えたという記事を読んで思うこと。

最近のニュース記事ですが、台湾での企業のトップの割合が2015年末の時点で36%に上り過去最高を記録したということです。
まだまだ全体的には男性トップの割合が多いものの、宿泊やサービス業で目だって女性トップの割合が増えてきているようです。
理由としては特にサービス業などでは、女性の細やかな心配りがお客さんに受けるから、ということが挙げられていましたが、納得できるものでした。
何度か訪れたことのある台湾ですが、あちらでは日本に比べて専業主婦というものが圧倒的に少なく、結婚後の女性も当たり前に働き続けキャリアアップを重ねていく人が少なくないようです。
翻って日本では、「一億総活躍」「女性が輝ける社会へ」などと言葉だけは美しいキャッチコピーが聞かれ、実際に女性の社会進出、いったん退職した女性の社会復帰も進められているようですが、ネット上では「女性の負担が増えるばかり」「家事も仕事も育児も介護も、すべて女性がやれと言わんばかり」という冷ややかな声も聞こえてきます。
実際に家事や育児、仕事をこなして疲れ果て、とてもキャリアアップや自分の人生の充実を望める状況にない、という女性の声も多く聞かれます。
私も女性ですが、男性が相変わらず会社に縛られるような働き方を強いられている現在、育児や介護などに実際に労力を提供できるのは女性だけ、という声には共感できるものがあります。
男性は仕事に打ち込むべし、という昔からの価値観が変わったわけではない(個々人はともかく、社会的な変化はない)のに、女性にばかり活躍を求めるのは無理があるのではないかと思うのです。
家事や育児は女性の仕事という世間の圧力はまだまだ大きく、あまりに自然にいろいろな年代の人に受け入れられています。
男性の過重労働がずっと前から問題になっていますが、女性が活躍することを求められている現在、仕事以外にも家庭での労働が尽きない女性の過重労働も同じように問題です。
いっそオランダのように男性も女性もパートタイムとしてうまく仕事と家庭で活躍するような社会になれば、ゆとりが生まれ、自分のキャリアや将来の目標なども考えられる余裕が生まれるのではないでしょうか。
今の日本ではあまり現実的ではない話かもしれませんが、男性の負担が減れば女性の負担も減り、結果双方がうまく活躍できる社会が来るのにな、と思いました。

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